投函されるチラシの裏側

投函されるチラシの裏側

投函されるチラシの裏側

「こちらの○○マンションを探しているお客さまがいます。ぜひお売りください!」こんなチラシがポストに入っていたことはないでしょうか。「この地域限定で戸建てを探しています」「3カ月以内に購入したいという希望者がいます」など、バリエーションはいろいろです。

怪しいチラシだなと差出人を見てみると、誰でも聞いたことのあるような大手の不動産会社です。「そういえば、先日も同じようなチラシが入っていたな。確かにこのマンションは立地も設備もいいし、買いたいという人は多いかもしれない。ちょうど住み替えを考えていたところだから相談してみようかな」などと考えて問い合わせてしまったら、その不動産会社の策略に見事はまったことになります。

「確かに欲しいという人はいたんですが、つい先日契約してしまいました。でもこの際、一度、価格を査定してみてはいかがですか?」と営業担当者の口車に乗せられて、買いたいという人がいるわけでもないのに、売却仲介を委任するはめになってしまいます。それで本当に納得できる価格で売れればいいのですが……。

前述したように、不動産会社にとって儲かるのは、片手取引ではなく両手取引です。両手取引にするためには、まず売り物がなければ話になりません。多少ずるい手を使ってでも、売り物件を預かることが不動産会社にとっては重要なのです。一度預かった後はいろいろな手口を使って両手取引を完了すればいいのです。

 

所属が大手不動産会社だからといって信用するのは大間違いです。冷静に考えてみましょう。自分が不動産を買う時に、「このマンション限定で」「○丁目限定で」などと、条件を狭めて買うことはなかったはずです。不自然な内容のチラシをつくるような会社は十分気をつけましょう。

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