不動産会社を頼らないマンション相場の調べ方

不動産会社を頼らないマンション相場の調べ方

不動産会社を頼らないマンション相場の調べ方

土地と建物という別の評価を考える必要のある戸建て住宅に比べて、マンションの価格を決める際に一番影響を受けるのは近隣物件との比較になります。不動産業界でいう「取引事例比較法」というものです。

 

マンションの多くは建物の構造による差が少なく、影響を受けやすいのが同じくらいの広さの近くの物件ということになります。もちろん、きちんとした査定を行う会社では、マンションごとに建物グレードやブランド力、共有スペースの付加価値や、最も重要な修繕計画の状態を査定に反映します。そうしたことを前提として、事前に相場を把握する方法として有効なのが、チラシです。自分と同じマンションや、近所の類似するマンションのチラシを見かけたら取っておくのです。簡単な取引事例比較法と言えます。

 

同じマンションでも広さが異なる場合は、1平方メートルあたりの単価に直して計算します。例えば、同じマンションの別の部屋が100平方メートルで4500万円だったら、「4500万円÷100=45万円」で、1平方メートルあたりの単価が割り出せます。次に自分の部屋の面積、例えば80平方メートルをかけると、「45万円×80=3600万円」とおおよその価格が割り出せます。

 

 

チラシがない場合は、インターネットで売り出し中の類似物件を検索するのがいいでしょう。なお、チラシといっても、「あなたと同じマンションの部屋が○○万円で売れました」というポスティングチラシは無視してください。相場とかけ離れた価格になっているからです。新聞の折り込みチラシなど、普通の販売用チラシが参考になります。急に集めようと思ってもなかなか集まるものでもないので、売却を何となく考え始めた時からチラシコレクターになることをおすすめします。

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